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ギャラクシアン☆日記
タイトルに意味はありません。別に星々が砕けるわけでもありません。「!!!」管理人の不定期の日記です。
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かめのです。先日、御手洗潔シリーズの最新作『追憶のカシュガル』を読了したのですが・・・いや、こう云うストーリーの作り方は『溺れる人魚』や『ロシア幽霊軍艦事件』なんかでも見られたのですが、今回でよりいっそう顕著になった気がしました。ミステリではなくて、もはや旅行記では・・・ってゆーか、別に御手洗のキャラクターを使用しなくても良い話なのでは・・・? などと、ボーゼンとしながら読んでしまいました。石岡くんが出てきてくれたら、セーフだったのですが、まったく出てこなかったので、ややアウトでした。

さて、それ以外にも今週は、古本屋から発掘してきた森山大道の『犬の記憶』を読みました。





寺山修司いわく、彼は「ハキダメを美しく撮る」人らしいです。実際、桐野夏生の小説の表紙に使用されている写真がひっそりと収録されているのですが、その後ろ姿の少女は本当にクールです。
写真半分作文半分、と云った内容なのですが、文章も非常に上手いです。双子の死別したお兄さん・一道のことについて書いている一文があるのですが、掴みと云うか、いっきに世界観に放りこまれるような感覚を受けますね。
昔、HEPの屋上で彼の写真展をやっていたのですが、見事に行き逃したなあ・・・と今さらながら、残念です。
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