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ギャラクシアン☆日記
タイトルに意味はありません。別に星々が砕けるわけでもありません。「!!!」管理人の不定期の日記です。
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かめのです。先週くらいまで金欠で終始ぼーっとしていた所為か、なんらかの栄 養分が不足しているためか、あるいはただ単に怠惰なだけなのか、まるっきり活 力がわかない日々を送っています・・・なんだかあんまりほしいものも食べたいも のも思い浮かばず、晩年のようです(-_-;)

ので、今さらながら寺山修司の『あゝ、荒野』なんかを本棚からひっぱりだして 、だらだらしていました。『あゝ、荒野』は寺山修司唯一の小説で、でも普段の エッセイが小説みたいなものよなぁ・・・と思ってだいぶ無視していたので、だか ら今さらながら。しかも寺山は三島由紀夫を(一方的に;)ライバル視していたので、この小説で絶対芥川賞とってやるぜ! と、ねらっていたよーなのですが 、選考作品にすらあげられなかったと云う、残念な作品です。が・・・あれ、思っ てたよりも面白い?

東京に住む何人かのキャラクターを解して、左ききの床屋で対人恐怖症の健二と 少年院をでたばっかりの新次が片目のおやっさん(・・・丹下段平?)に見出され てボクシングのチャンピオンを目指す!と云う話です。 『明日のジョー』だなぁ・・・と半笑いになりながらもいい文章が随所にありまし た。 「私も丈夫で長持ちしたいわ」とか「新次は昼の間は心を問題にしないで済む男 だった」とか。
「昼の間は心を問題にしないで済む」!
いや、さらっと書いてあるけど、こうい うふうにいきたいよなぁ、と思いました。
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