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かめのです。『Dクラッカーズ+プラス』を読み終わりました☆★
ああ、やっぱり自分はDクラを愛していたんだ…と実感しました↓↓↓ もう彼らの戦いが続けて読めないのがさみしい…でもだらだら続いたりするよりはいいですね(;_;)
章的には細かく分かれているのですが、内容としては2部構成になっていて、前半が梓が帰朝して直後の話。麻里奈の自殺未遂の真相ですね。後半が、最終巻の「その後」の話になります。葛根市に「カプセル」にかわる新たなドラッグ「アロマ」の噂がひろがりはじめ、という…こっちが、ホントに良かったです。前半も前半で、今までにおいておいたままになっていた伏線をちゃんと回収して、話を作るあたり、構成力のすごいところだと思うのですが、後半の書き方の方が、この作者の本領発揮だった気がします。ミステリ的手法というか…あんまり書くとネタバレになりそうですね;; 実践捜査研究会のメンバーたちのその後にもやや驚かされましたが、その彼らに後輩ができていたのも、よろこばしいながらもびっくりでした。それにしても、茜ちゃんと甲斐さんは、たぶん死ぬまでルパンと銭形みたいなことするんだろうな…もしくは、諸星あたるとラムちゃんか…それ以外にも、主要だったキャラクターたちはちゃんと全員登場してくれていてうれしかったです。Dクラのキャラはリアルタイムに年をとるので、梓たちも話の中ではもう21、2歳でした。ってゆーか、こんなに細かく気をくばって書ける人なのに、なんで次の『BBB』はあんなことに…いや、ここで別のシリーズのやるせなさを噴出させても仕方ないので、やめておいて、とにかくDクラをちゃんと買いそろえようと思いました。
といいつつ、Dクラは表紙のデザインが通算3回かわってるので、どの版にするか…2版目の富士見ミステリー文庫だと、裏表紙までしっかりイラストがあるし、富士見ファンタジア文庫に移植後のヤツだと、新たに書き下ろされたイラストがついてるし…迷うところです。まあ、迷いが小宇宙に反映されるわけでもないので、迷います(+_+;)
あ、どうでもいい追記ですが、サカナクションの『ライトダンス』をききながら読むと、妙にしっくりくる感じでした☆★